2008-12-15

”CHILE OUT”

僕らは気がついたらアルゼンチン、バリローチェへ来ていました。(笑)

プコンから南下してプエルト・モンへ向かう予定で
バスのチケットを買っておき、予定通り朝の8時15分
のバスに乗り僕らはプエルト・モンへ向かった。
あらかじめ昨日のうちに作っておいたおにぎりを食べながら
地図を眺めていると、この先、南下して行くのに
プエルト・モンではしっくりいかない事に気がついた。
プエルト・モンからチロエ島に行くならばこのルートで
良いはずだが、僕らはプコンに三日滞在してしまったので、
チロエ島は寄らずに南下しようと昨日の晩に
二人で話し合い決めていました。
そうすると、どうもプエルト・モンより、アルゼンチンに入って
バリローチェへ向かった方が良い気がしてきたのである。
その事をバスの中で麻実子に話すと、そっちの方が
良さそうだねということに、それならば僕らはプエルト・モン
には行かずに、途中の町オソルノで降りて、
そこからアルゼンチンのバリローチェへ向かうことにした。
僕らは10カ国目アルゼンチンへやって来ました。

まあ僕らのような長期旅行だらかこういう変更ができ、
それがまた旅をしていて面白いところだから、どちらに転んでも
ルートを決めている時は楽しく、寄り道だってしていくことが出来るんですよ。

「南米のスイス」と言われる場所で、
パタゴニア地方に属し、ナウエル・ウアピ湖の湖畔に町があり、
背後には2000m~3000mの山々に囲まれて、夏には
高原の爽やかな風が吹き、秋は紅葉で一面が染まり、
冬はスキーの大ゲレンデとなる最高に雄大な大自然に
囲まれた場所です。
僕らもこれがパタゴニアなのかと、バスから見えていた風景の
雄大さに圧倒していて、これからどんな景色をパタゴニアが
迎えてくれるのかと、すごく期待が膨らんできた。
ちょうど今が短い夏を迎えるハイシーズンの始まりで、
計画どうりだったのか?とにかく良い季節にパタゴニア地方に
訪れる事ができた。



写真では伝えられないけど、とにかく景色が360℃の大パノラマで、
南米のスイスと言われるだけあって、ここはスイスか?と思うくらい
山を愛する人達ならば一度は訪れたくなる場所でしょう、
通り過ぎるだけの予定だったけど、いつの間にかに
3泊しようと僕らは決めていました。(笑)
12月13日からこのビルの10階に僕らは泊まっています。
目の前が湖なので最高の景色が楽しめる、最高の宿に泊まっています。

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