アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのちょうど対岸に位置する
ウルグアイの小さな港町、「コロニア・デル・サクラメント」
1955年に古い町並みがユネスコの世界遺産に登録され
ビーチリゾートとしても注目されている場所。
ただし少し前の話ですが・・・
しかし旅行者からしては賛否両論で、良かったと言っている人もいれば、
行かなくてもよい場所だよ、と言う人もけっこういた。
僕らの泊まっている宿の情報ノートには迷うなら「行く必要なし」と
書かれていたが、僕らの行った意見ではそんなことはない、
雰囲気の良い町並みで、日帰りでも行った方が良い気がした。
クラシックカーが町を走っていたり、中米では良く見かけたビートルも
走っていて、行った日がちょうど天気も良かったせいか、
ポプラの木の並木道が本当に気持ちの良い夏を感じさせてくれた。
ビーチにも行ってみたが、情報では週末しか盛り上がっていないらしく
閑散としていたが、何人かの観光客はビーチに寝そべり楽しんでいた。
しかし、ここの海の水はブエノスアイレスからずっとそうなんだけど、
海水が泥水と言うか茶色の色をしていて、
ここのビーチだけは泳ぐ気にはなれなっかた。
偶然二人して歩いていると、前から日本人の一人の旅行者が歩いてきて、
彼は2週間でブラジルとアルゼンチンを観光しに来ていて、
ちょうどランチを食べようとしていたので、3人でまだ食べたことのなかった
パリジャーダを食べに、長綱夫妻から美味しいと聞いていた情報のお店で
パリジャーダを食べました。
噂通りボリュームは満点で、少し脂っこさ気になったけど、
血入りソーセージやチョリソや臓物系を美味しく食べることが
出来ました。(情報ありがとうJ&M)
ランチを食べた後は、田辺君は船の時間が早いので別れを告げ、
僕らはお腹いっぱいのまま、ひたすら町を歩き回りました。
石畳が続く旧市街で路地に入ったり、灯台に登ってみたり、
郵便局へ行ってお互いの両親に手紙をだしたり、
思った以上にあっという間に時間は過ぎてしまった。
人が感じることはみんな違って、僕らはコロニアは人が言うほど
悪くは感じなく、確かに何もないけど町を散歩していて
本当に気持ちの良い夏を感じさせてくれた。
ポプラ並木、
クラッシクカー、
場違いな枯葉、
茶色の海とビーチ、
石畳とランタン、
パリジャーダ、
サン・フランシスコ修道院、
灯台と旧市街、
植民地略奪戦争跡、
どれも全て暖かい風に包まれていた。
「Uruguay」の語源はグアラニー語で「鳥の住む川」
国土は日本の半分で人口は346万人と横浜市民より少なく、
大国に挟まれながら、スペイン、ポルトガルの植民地時代を受けてきた。
1828年には独立を果たすも政情は安定せず、
1985年にようやく民政へと移行、90%以上が牧場である。
2週間いるブエノスアイレスとは全くの違う空気に触れ、
本当に気持ちの良かった時間をコロニアで過ごすことが出来た。
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