ブエノスアイレス最後の観光としてボカ地区のボカスタジアムに
向かう途中にカミニートと呼ばれる一画があり、
道に並ぶ家々の壁やテラスや屋根を原色を使って大胆に塗り分け、
この始まりを作った人はボカ生まれの画家キンケラ・マルティン
という人で、その才能と感性をかわれて世界的に有名になった画家です。
もともと当時のボカは、造船工場や賭場があり、労働者や船乗りなど、
大勢の人達であふれていて、そんな男達を相手にする安酒場やバーも
この辺りに密集していて、あの官能的なアルゼンチンタンゴのステップは
そんな暗いバーの片隅から生まれたらしい。
ただし、今のボカは治安はあまり良くはなく、この一画から離れると
途端に雰囲気が悪くなり、一人歩きや夜道などは気をつけなければ
いけないらしい。それでもカミニート目当てに多くのツーリストが
観光に来ていて、青空の下にたたずむカラフルの家々をみたり、
画家の卵達の作品を買ったり、それなりに盛り上がっていました。
そしてついにブエノスアイレス最後の観光、ボカスタジアムへ
行って来ました。
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