2009-01-22

Bridge of Friendship

昨日ようやくブラジルビザをゲットすることが出来た。
先週の金曜日に初めて大使館に行き、土日が休みで
月曜日にまた行き、そして今日火曜日やっと貰うことができた。
計5日間かかったけど、ようやくブラジルがすぐ目の前に見えてきた。

僕らはブラジルビザを貰った後にちょっとした用を済ますために
ブラジル側の国境へ向かった。
パラグアイ側とブラジル側はPuente de la Amiztad、「友情の橋」で
結ばれていて、審査がまったくないのか自由に人々は行き来していて、
僕らも実はアルゼンチンからこの街へ来る途中に、
すでにブラジル側を一度バスで走っていたらしい。
なぜみんながここへ来るのかは、ブラジル側で電化製品を買うより、
この街へ来て買ったほうが値段が安く、この街の近くに住んでいる
ブラジル人は、たいがいこの街へ来て電化製品を買っているらしい。
そう言うことなので街にはたくさんのブラジル人がいて
ついにポルトガル語で話す機会が始まってきた。

ポルトガル語はスペイン語とかなり似ていて、
ある程度スペイン語が分かれば大丈夫だよと聞いていたが、
僕らのスペイン語の器量ではまだまだそんなことは無かった。
ところどころ知っている単語を拾おうとしても、どちらかと言えば
韓国語を話しているように聞こえ、これから始まるポルトガル語に
果たしてやっていけるのか?とかなりの心配が出てきた。
それでもちょっとしか話せなかったスペイン語圏内も、
こうして10ヶ月無事に旅を続けられてきたのだから、
得意のジェスチャーと鍛えられた分かった振りを上手に使って
うまく進んで行こうと思っている。
そんなことで、無事にここへ来てやるべきことは、全て終わらせた。

そして夕方から、ペルーで麻実子のドレッドをカットしてくれた
ヒデキ&なおちゃん美容師カップルが、昨日この宿に来たので
麻実子の髪の毛をもう一度カットしてもらった。
彼らはもうすぐサンパウロから日本へ帰るが、
今までに世界各国で髪の毛をカットしてきて、
旅人の間ではちょっとした有名な美容師カップル,
タイでは首長族の人をカットしたり、サハラ砂漠やイースター島、
といたる場所でカットしてきて、アメリカではキャンピングカーで横断したり、
N・Yでも美容院でカットしてきたり、たくさんの経験と
世界中の人々に触れてきたのだ。そんな彼を見ていると、
旅を終えたくさんの人達が日本へ帰って行くのを見てきたが、
彼の旅は純粋に旅を楽しんだ結果、素晴らしい旅として終わりを
告げるのが分かる。人それぞれ旅の終わり方や感じ方は違うが、
僕らも彼のように大きく成長して日本へ帰りたい、きっと飛行機のなかで、
出発した日の事を思い出し、今の自分と振り返ってガッツポーズをして
最高の笑顔で日本に帰るでしょう。
麻実子は日本に帰ってもカットをお願いすると言っているので、
その節は宜しくお願いしますね。
素晴らしかった最高の時間をどうかいつまでも忘れないで、
Keeping your style and your way, Never forget.

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