昨日ようやくブラジルビザをゲットすることが出来た。
先週の金曜日に初めて大使館に行き、土日が休みで
月曜日にまた行き、そして今日火曜日やっと貰うことができた。
計5日間かかったけど、ようやくブラジルがすぐ目の前に見えてきた。
僕らはブラジルビザを貰った後にちょっとした用を済ますために
ブラジル側の国境へ向かった。
パラグアイ側とブラジル側はPuente de la Amiztad、「友情の橋」で
結ばれていて、審査がまったくないのか自由に人々は行き来していて、
僕らも実はアルゼンチンからこの街へ来る途中に、
すでにブラジル側を一度バスで走っていたらしい。
なぜみんながここへ来るのかは、ブラジル側で電化製品を買うより、
この街へ来て買ったほうが値段が安く、この街の近くに住んでいる
ブラジル人は、たいがいこの街へ来て電化製品を買っているらしい。
そう言うことなので街にはたくさんのブラジル人がいて
ついにポルトガル語で話す機会が始まってきた。
ポルトガル語はスペイン語とかなり似ていて、
ある程度スペイン語が分かれば大丈夫だよと聞いていたが、
僕らのスペイン語の器量ではまだまだそんなことは無かった。
ところどころ知っている単語を拾おうとしても、どちらかと言えば
韓国語を話しているように聞こえ、これから始まるポルトガル語に
果たしてやっていけるのか?とかなりの心配が出てきた。
それでもちょっとしか話せなかったスペイン語圏内も、
こうして10ヶ月無事に旅を続けられてきたのだから、
得意のジェスチャーと鍛えられた分かった振りを上手に使って
うまく進んで行こうと思っている。
そんなことで、無事にここへ来てやるべきことは、全て終わらせた。
そして夕方から、ペルーで麻実子のドレッドをカットしてくれた
ヒデキ&なおちゃん美容師カップルが、昨日この宿に来たので
麻実子の髪の毛をもう一度カットしてもらった。
彼らはもうすぐサンパウロから日本へ帰るが、
今までに世界各国で髪の毛をカットしてきて、
旅人の間ではちょっとした有名な美容師カップル,
タイでは首長族の人をカットしたり、サハラ砂漠やイースター島、
といたる場所でカットしてきて、アメリカではキャンピングカーで横断したり、
N・Yでも美容院でカットしてきたり、たくさんの経験と
世界中の人々に触れてきたのだ。そんな彼を見ていると、
旅を終えたくさんの人達が日本へ帰って行くのを見てきたが、
彼の旅は純粋に旅を楽しんだ結果、素晴らしい旅として終わりを
告げるのが分かる。人それぞれ旅の終わり方や感じ方は違うが、
僕らも彼のように大きく成長して日本へ帰りたい、きっと飛行機のなかで、
出発した日の事を思い出し、今の自分と振り返ってガッツポーズをして
最高の笑顔で日本に帰るでしょう。
麻実子は日本に帰ってもカットをお願いすると言っているので、
その節は宜しくお願いしますね。
素晴らしかった最高の時間をどうかいつまでも忘れないで、
Keeping your style and your way, Never forget.
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