2008-11-15
不思議島 Isla de Los Uros(ウロス島)
プーノから小型船に40分くらい揺られ、ウロス島まで来ました。
この島は島と言ってもトトラと呼ばれる藁を積み重ねた
浮島で群生するトトラのなかに、大小合わせて40ほどの
島が浮いています。
島には700人が生活を送り、学校、教会もあり、
一応、宿泊施設、カフェバー、公衆電話(一つ)も
ツーリスト向けに存在する島です。
僕らは今回一日ツアーで来たので宿泊はしませんが、
とにかく島に降り立ってみると、本当に島ではなく浮島で、
歩く感覚も地面とは違いあまり安定感も無く、本当に不思議な
感覚でした。
これは現実なのか?絵本の世界なのか?
住んでいるウル族の衣装もとてもカラフルで可愛く、
スカートはフリフリで、髪の毛も黒髪の三つ編み、
女性はとても可愛らしい感じでした。
僕らはプーノで買った、果物や鉛筆を子供達に
あげたり、話をしたり、島内を散歩して、絵本の世界に入った
気分で楽しみました。
青空と白い雲とティティカカ湖、島々を渡るトトラの船、
全てが目の前に風景として流れるこの島は、
いつまでも変わらずに流れていくのだろう。
もちろん、自給自足ではやっていけない分、こうして観光客を
相手にお土産とかも売ってはいるけど、僕らに嫌な顔も見せず
迎えてくれたウル族は本当に絵本の世界の人達だと思った。
少しな時間だったけど、僕らを暖かく迎えてくれてありがとう、
絵本の世界に入れ暖かな気持ちになれたのも、この島が
とても穏やかな空気が流れ、ウル族のおかげだと思います、
もちろん、ウロス島で生活することがいかに厳しいかも伝わるけど、
こうして昔と変わらずに生活を送っているウル族がいつまでも
絵本の世界へ案内してくれ、穏やかな空気が流れてくれる事を
願って、僕らは次の島タキーレ島へ向かった。
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