ラパスから3時間バスに乗ってオルーロにやって来た。
この場所は南米三大祭の一つがある町、
ブラジルのリオのカーニバル、ペルーのインティ・ライミ、
ボリビアのオルーロのカーニバル、
僕らはここから列車に乗って南米のもう一つのハイライト
ウユニ塩湖へ向かった。
値段もバス移動と差ほど変わらず、列車も思った以上に
快適で、ほとんどがツーリストで外の景色を楽しみながら
15時半発、22時着の7時間半移動で、各車両にテレビも
有り、乗っていた間ずっと映画が流れていた。
夕暮れ時に僕らは食堂に行った。
夕陽を沈むのを眺めるために、
荒れ果てた荒野に沈む夕陽は何も語らずに
何も映し出さず、ただただ当たり前のように
地平線の彼方に沈んでいった。
その沈んだ後に通った町はまさに光も無く、
人影もほんのわずか数人で、家路へ戻るために
急いでいるのか、きっとあと数分で暗闇に包まれ
この町の一日が終わるのだろう、
僕らはその風景を列車の中から眺めていた。
空は太陽が沈んだ所の明るさだけ残り、
その周りは徐々に徐々に暗闇に包まれ、
オレンジから青、そして真っ黒な暗闇へて
変わっていく、絵に描いたような幻想的な世界、
気がつけば暗闇の中を列車が走っていた。
俺はなぜかすごく寂しい気分になっていた。
なぜか分からないけど、
とにかく寂しすぎる、いくつかの町を見て
悲しい気持ちになったのか?
太陽の沈んだ後のあの幻想的な景色を見たからなのか、
あまりにも列車の中の世界と外の世界が違いすぎたからか、
そして22時過ぎにはウユニの町に着いた。
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