ブエノスアイレスからのバスの移動は素晴らしく快適で、2階席までが3列シートになっていて、食事も夕飯、朝食と2回付きで、
それ以外もコーヒー、ジュースと、しかもワイン、ウイスキーの
サービスまで付いていて、ここまでくると、もはやバスのサービス
ではなく、飛行機と変わらないサービスといって良いのだろう。
久し振りの長距離バス移動もそんなことでまったく辛くなく、
出来ればこのレベルのバスでこの先の移動も続いて
くれれば良いのだが、、、
パラグアイ、ブラジルはあまり期待出来ないらしい、残念。
プエルト・イグアスに着いたのはちょうど13日の昼過ぎだった。その日はあいにくのどしゃ降りの雨で、僕らは教えてもらっていた宿まで
歩いて行く予定だったが、濡れてしまうのでタクシーを捕まえてその宿へ
向かうことにした。宿はドミ部屋で一人35Peso/1200円(朝食付き)、
聞いていた値段より高いが、宿のスタッフの話ではハイシーズンが始まり、
1月6日から値上がりしたと言っている、雨も降っているし、ここまで来て
宿を変えるのも悔しいので、僕らはその宿へチェックインした。
相部屋にはスペイン人のカップルと僕ら、彼らは去年日本に2週間
旅行したらしく、僕らに「WATASHI NO NAMAE HA JONASAN DESU」
と紹介してくれた。けっこう外国人と話したりしてきたが、若者で日本に
行ったことがあった旅行者は今回ジョナサンが初めてだった。
宿はWifiが飛んでいて、キッチンも広く、リビングルームにはビリヤード台があり、しかも嬉しいのはドミ部屋にクーラーが
設置されていて、久し振りに寝苦しい夜に悩まされることなく
安眠できます。その日はゆっくりと僕らはパソコンをしたり
本を読んだり、ビリヤードを久し振りにしたりして
明日の天気の回復を信じてのんびりと時間を過ごした。
次の日起きると天気は曇り空だったけど、夕方前から晴れてくることを期待して、僕らは昼前から1時間バスに揺られてイグアスの滝がある
国立公園へ向かった。。イグアスの滝はマチュピチュ、ウユニ塩湖と続く
南米の三大スポットの一つなので、観光客の数も半端なく多く、
僕らのような旅行者以外にも仕事を引退して来たご年配の旅行者や、
ツアー団体もかなりの割合で訪れていた。

公園内の移動手段は電車が走っていて、その電車をうまく使いながらイグアスの滝を見学するが、公園内がものすごく大きいので
結局ほとんどが歩きで、全部見て廻るのに6時間近くかかった。
そしてイグアスの面白アトラクションとして、
滝の下までゴムボートで行くツアーがあって、みんながびしょ濡れで
戻ってくるという日本では考えられない企画があり、
僕らは前もって水着を着て来ていたので、濡れる想定で
参加してきたが、滝シャワーは思ってた以上に冷たく寒くて、
上から降ってくる水は目を空けているのがかなり難しいほど激しかった。
ある意味拷問ツアー的な感じもしたが、
それでも何回も滝に突っ込んでくれたり、いきなり早く走ったりして、
わずか20分の時間を十分すぎるサービスで僕らお客を大満足に
楽しませてくれた。
初めは何ヶ所か見て周り、正直こんなものかと思ってしまったが、徐々にスケールアップしていくイグアスの滝に、
さすが”悪魔ののどぶえ”と呼ばれるだけ、
スケールの大きさは言葉では表せないほど大迫力、大音響で、
自然の作り上げた力にあっけにとられてしまった。
気がつくと天気は青空に変わり、最後の一番の観覧スポットでは
目の前に虹が浮かび上がっていて、今回の旅で何回も見てきた虹だが、
この時見た虹が今までで一番はっきりとした7色の色でアーチを
描いていた。「ついに終わった」、
南米の三大スポットを全て見終わり、本当に素晴らしい景色と、
地球の凄さを僕らに教えてくれた。
改めて自然の作り上げた驚異を僕らは進化する時代の中で
守っていかなければいけない気がした。
いつか生まれてくる子供の為にも、未来の地球の為にも、
僕らは自然を守っていく義務を背負っているのだ。
そして次の日、僕らは本当ならばブラジル側からも見る予定だったけど、すぐにも雨が降りだしそうな天気だったので、その日のうちにパラグアイへ
向かうことにした。
いよいよ、南米の横綱ブラジルがすぐ目の前までやって来ました。
PS、”肉体の悪魔”こと鈴木君は大学時代にアメフトをやっていたので
筋肉がすごく、彼は世界一周券を使って旅をしています。
リンク先に”ぐるっと地球一周”をアップしました。
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