暖かくてセンチメンタルな街に僕らはいます。

キトの好きなところは夜景がとても綺麗、
ボリビアのラパスと同じ、すり鉢上の街なので
宿の屋上からの景色がとても綺麗に見えます。

昼間もカラフルの家が山の斜面に建っていて
更にその向こう側には4000メ－トル級の山々が
聳え立ちキトの街を囲んでいます。



空が青い夕方に散歩しました。

標高も高いので空気が乾燥していて
風も少し冷たいですが、
空の色を鮮やかに演出してくれるキトの街です。





街の中は沢山の教会があり、全ての教会をライトアップしてくれ、
寒い夜をオレンジの街灯が僕らを暖かく包んでくれます。

こうして二人して街を歩いていると、
街が僕らをセンチメンタルな気分にさせ、
日本のことなどを思い出します。

日本を離れ5ヶ月が過ぎ、家族、友達、仕事仲間、
すべてみんな逢いたい大事な友達です。

こういう気持ちにさせてくれるキトの街が僕らは好きです。
季節で言うなら秋みたいで、雨が似合う街、

時にはこの感覚がとても気持ち良くて、中米にはなかった雰囲気の街、

寂しさと雨
冷たい風と乾燥した空気
ミスマッチなサルサ
センチメンタルで暖かいオレンジの街灯
昼の顔と夜の顔

そんなキトの街が好きです。



チケットの関係で未だに足止めだけど
来週には南下していきたい、
僕らは進まなければならない、
まだまだ先は長い、
人生のほんの少しの時間を使って僕らは旅をしています。

何のためになるか分からないけど、
何でも見たい気持ちだけで
二人で進んで行きます。

ただそれだけです。
それ以上何もない、
ほんの人生ですこしな時間を使って。

歌で言うとPORT OF NOTES のmore than paradiseかな、

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