
プーノから小型船に40分くらい揺られ、ウロス島まで来ました。
この島は島と言ってもトトラと呼ばれる藁を積み重ねた
浮島で群生するトトラのなかに、大小合わせて40ほどの
島が浮いています。
島には700人が生活を送り、学校、教会もあり、
一応、宿泊施設、カフェバー、公衆電話(一つ)も
ツーリスト向けに存在する島です。


僕らは今回一日ツアーで来たので宿泊はしませんが、
とにかく島に降り立ってみると、本当に島ではなく浮島で、
歩く感覚も地面とは違いあまり安定感も無く、本当に不思議な
感覚でした。
これは現実なのか?絵本の世界なのか?
住んでいるウル族の衣装もとてもカラフルで可愛く、
スカートはフリフリで、髪の毛も黒髪の三つ編み、
女性はとても可愛らしい感じでした。
僕らはプーノで買った、果物や鉛筆を子供達に
あげたり、話をしたり、島内を散歩して、絵本の世界に入った
気分で楽しみました。
青空と白い雲とティティカカ湖、島々を渡るトトラの船、
全てが目の前に風景として流れるこの島は、
いつまでも変わらずに流れていくのだろう。


もちろん、自給自足ではやっていけない分、こうして観光客を
相手にお土産とかも売ってはいるけど、僕らに嫌な顔も見せず
迎えてくれたウル族は本当に絵本の世界の人達だと思った。
少しな時間だったけど、僕らを暖かく迎えてくれてありがとう、
絵本の世界に入れ暖かな気持ちになれたのも、この島が
とても穏やかな空気が流れ、ウル族のおかげだと思います、
もちろん、ウロス島で生活することがいかに厳しいかも伝わるけど、
こうして昔と変わらずに生活を送っているウル族がいつまでも
絵本の世界へ案内してくれ、穏やかな空気が流れてくれる事を
願って、僕らは次の島タキーレ島へ向かった。


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