2008-12-24

森の中で、

カラファテからバスに乗って約4時間、
僕らはみんなが知っているはずのマークの山、
フィッツ・ロイ山が一望できるミラドールへ向かって
やって来た。

まずはエル・チャルテンと言う拠点になる町の手前で
バスは一度止まり、ここから先は国立公園の敷地内に
入るので、公園内の規則を教えてもらい、再びバスは
走り出し町へ到着した。

ほとんどの人は、ここからトレッキングに入り、2泊から3泊かけて
フィッツ・ロイ山の麓までトレッキングするのだが、僕らは飛行機の
予定日の都合で先を急ぐので、日帰り強行で来ていた。
2時間くらい歩き、ミラドールからフィッツ・ロイ山を一目見たい、
絶対に見たいと願いつつ、すぐさまにミラドール目指して歩き始めた。

最近の情報では、天気があまり良くない、3日間歩いても雲や雨で
見れなかったという人達もいた、僕らは約3時間ミラドールでの滞在、
ワンチャンスにかけ歩いていた。
しかし本当に天気が悪い、雲は厚いし、時々小雨まで降ってきた、
僕らはこういう時は自慢ではないが、意外と運が有るほう、
いつも良い結果で帰ることができた、
でも今回はなんだか自信がない・・・

それでも、少しの期待と山の天気と女の気持ちは変わりよう、
と言う言葉を信じて、森の中を歩いて、歩いて、歩いて、

この森の中は不思議な事に枝?木?が至る所に
折れて転がっている、なぜこんなに落ちているのかな?
と二人して考えたり、
どこの方角にフィッツ・ロイ山があるのか?とか、
すれ違うツーリストに「フィッツ・ロイ山が見えましたか?」と、
聞きたい気持ちまで抑えて、歩いて、歩いて、歩いて、

最後にはお腹まで空いてきたけど、
ミラドールまで行ってフィッツ・ロイ山を眺めながら食べるんだ、
と決めていたので我慢して、また、歩いて、歩いて、歩いて、

そして歩くこと2時間、遠くに看板が見えてきた。
看板の地図にはミラドールまで10分、
ついに来た、ここまで来た、
この時点で見える確立ははっきり言って0対10の9回裏、
今までの運を信じて、

僕らは気づかぬうちに早足になりミラドールへ向かった。

そして、僕らはようやく木々の隙間から遠くに見える
山の麓を発見した、あれがフィッツ・ロイ山か、
待ちに待った隠れた南米のスポット、あのマークの山だ・・・

2008-12-22

絵葉書のような風景





よく絵葉書で見かける風景のあるミラドール(展望台)へ
僕らはやって来た。
その場所は氷河の流れ落ちてくる正面に位置して、
氷河の両サイドには湖があり、ちょうど積止めしている形に見えるが、
実際は湖の上に浮いているので氷河の下は湖で繋がっているはず、
ここでも何度も大きな崩壊の音を聞いたが見つけることはできず、
これで僕らの氷河ツアーが終了した。

ツアーの値段はハイシーズンだけあり、一人400ペソ/130ドルと
かなり高めの値段だったけど、二人にとっては大事な思い出の
場所になれたのでしょうがないでしょう。(笑)

いったい何万年前からこの氷河はいたのだろう?
いつから生まれ、いつに水になって流れるのだろう?
ここの氷河は一般的な氷河より寿命は短いらしいが、
それでも何百年も存在しているはずだ、
この先、温暖化が深刻になり、この氷河の存在の危機が
訪れるかも知れないが、僕らは絶対に守っていく義務があるはずだ。
世界の自然を、地球の自然を、この手で守っていこう。

WALKING ON THE ICE

バリローチェからエル・カラファテへやって来た。
そして、この町に来て目的だった氷河ツアーに次の日に
行ってきました。

この町にはParque Nacional Glaciaresと言う
国立公園があり、Glaciar(グラシアール)とは、
スペイン語で氷河を意味するので、正式には
氷河国立公園という事になる。
この氷河は、絵のような美しい山々と湖の上に浮かぶ氷河で、
1937年に国立公園に指定され、
1981年にはユネスコの世界遺産に自然遺産として
登録された場所である。

僕らは町からバスで1時間揺られ湖の船着場までやって来た時に、
目の前にはすでに氷河が顔を出していた。
俺は昔、ペルーのワラスという場所で見たことがあるが、
その時は山にある氷河で、こうして湖に浮かんでいる氷河を見るのは
初めてのことである。
なんと言う迫力なのか!氷の島、氷の世界、氷河の島、氷河の世界?
これから、船で対岸に渡り、そこからアイゼンを履いてミニトレッキング、
氷河の上を僕らは歩くことが出来る、もちろんアイゼンを履くのも
初めてなので、今日は何から何まで初めて尽くしだ。

いよいよ船に乗り、出航して僕らはすぐに甲板に出てみると、
目の前には氷河「ペリト・モレノ氷河」が現れていた。
その風景は、ファンタジー映画のようで、絵に描いた様な山、雲はあるが
青空がはっきりと空を青くして、僕らは湖の上を船で進んでいる、
ときおり、流れてくる氷河が船にあたり、少し振動が伝わってくる、
俺は久し振りに子供のように無邪気な気持ちになり、
早く氷河の上を歩いてみたいと胸がわくわくしてきた。
そして、船が対岸へ到着した。
国立公園なのでガイドから島の説明を受け、少しの休憩の後に
僕らは氷河の境目まで森の中を歩いて行った。
ときおり歩いている時に木々の隙間から見える氷河は、
なんて説明して良いのだか、とにかく不思議な光景で、
僕らを探検家のような気分にさせてくれた。

そして、僕らはアイゼンを履いて、約20人位の
ツアーチームでペリト・モレロ氷河に遂に足を踏み入れた。

アイゼンを履いているので滑る事もなく、氷の上もすいすい
歩くことができ、平気で坂も登れる、重くないのでそんなに
苦にもならない、初めてのアイゼン体験だったけど思った以上に
普通に歩くことができた。

そして少し想像と違ったのは、遠くから見える氷河は本当に
真っ白で綺麗に見えるが、近くで見てみると氷河の表面は
思った以上に汚れていて、それは空気の汚れと、僕らが
こうして歩いているので、その時の泥だと思う、
それでも所々に流れている水は本当に水色で、
この流れている水の色がきっと本当に水色だろうと思うほど
綺麗な色をして氷河の上を流れていた。


道はガイドが所々削ってくれたりして、歩く道を作ってくれて、
色んな場所へ僕らを連れて行ったくれた。
大きな穴、割れ目、氷の上、
そして最後は300年くらい前に出来た氷河で作ってくれた
究極のウイスキーロック、
それをツアー団体みんなで乾杯をして所要2時間弱の
氷河トレッキングは終了した。

その後は氷河を見ながら昼食を食べた。
昼食といっても各自で用意するので、僕らは昨日の晩に
作っていたおにぎりを食べながら氷河を眺めていた、
その時に氷河が崩落する所を見てみたかったが、
僕らが見れたのは、ほんの小さな崩落で、運が良ければ、
ビルが崩れ落ちるぐらいの大迫力の崩落が見えたらしい。

それでも小さい崩落が見れたので良しとして、
また船に乗り込み、今回は氷河の傍を船が走ってくれ、
僕らを対岸まで運んでくれた。
時折どこか遠くで、大きな崩壊をしている音が鳴り響いていたが、
それを一度も目撃する事は出来なかった。
そして、僕らは再びバスに乗り込み、この氷河が一番良く見渡せる
場所へ向かって行った。

2008-12-16

08.12.15 NOW






今から26時間の久し振りの長距離バス移動に行ってきます。
楽しかったバリローチェと最高の宿とのお別れ、
さて、26時間のバスの中で何しよう?瞑想?
半分は寝るとして、
残りの半分は景色を楽しみ、今さっきリニューアルした映像でも
楽しみますよ。

あと2週間で年末ですね、
どこで僕らは年を越すのかな?

下の写真は12月15日、15時30分、バリローチェの
空の写真です。

2008-12-15

”HOSTEL 1004”




今僕らが泊まっているバリローチェの宿です。
10階建てのビルの最上階にあり、
部屋数はいくつ在るか分からないが、今泊まっている
お客だけでも30人くらいいるのかな?
ちなみにアジア人は僕ら2人だけ・・・

それでも初めに見に来たときに、「泊まってみたい」の一言で、
他の宿より少しだけ高いけど、僕らはこの宿に泊まることにしました。
とにかく設備が整っていて、キッチンのガスコンロは3台、シンクも2台、
冷蔵庫も3台、オーブンももちろんあり、世界各国の料理が
このキッチンで作られています。そうそう朝食付きで、
コーヒー、紅茶が飲み放題なのです。

リビングスペースはとても広く、照明のセンスが暖かい雰囲気をかもしだし、
アジアチックな飾り付けと、いつもお香が焚かれていて、
どこからもMellowな音楽が響きわたっています、
選曲がとにかくお洒落で俺好みの音楽なんです。
僕らはここでパソコンをやっているのでお洒落カフェに
来た気分になってしまいます。(笑)

バルコニーから見える景色はたぶんこの町で一番綺麗に眺められ、
みんなこのスペースでタバコを吸ったり、お酒を飲んだりして
旅の疲れをとっています。
今回の旅で一番と言っていいほど、SlowでMellowな時間がこの宿では
流れています。
いつかは僕らもこんな感じのゲストハウスが出来たらいいなー。

スタッフもみんな親切で、明日ここを出るのが少し寂しいです・・・
明日からいよいよ一気に南下で26時間バスに揺られて
リオ・ガジェゴスという町へ向かいます。
世界最南端、南の果てまであと少しという所まで来ました。

”CHILE OUT”

僕らは気がついたらアルゼンチン、バリローチェへ来ていました。(笑)

プコンから南下してプエルト・モンへ向かう予定で
バスのチケットを買っておき、予定通り朝の8時15分
のバスに乗り僕らはプエルト・モンへ向かった。
あらかじめ昨日のうちに作っておいたおにぎりを食べながら
地図を眺めていると、この先、南下して行くのに
プエルト・モンではしっくりいかない事に気がついた。
プエルト・モンからチロエ島に行くならばこのルートで
良いはずだが、僕らはプコンに三日滞在してしまったので、
チロエ島は寄らずに南下しようと昨日の晩に
二人で話し合い決めていました。
そうすると、どうもプエルト・モンより、アルゼンチンに入って
バリローチェへ向かった方が良い気がしてきたのである。
その事をバスの中で麻実子に話すと、そっちの方が
良さそうだねということに、それならば僕らはプエルト・モン
には行かずに、途中の町オソルノで降りて、
そこからアルゼンチンのバリローチェへ向かうことにした。
僕らは10カ国目アルゼンチンへやって来ました。

まあ僕らのような長期旅行だらかこういう変更ができ、
それがまた旅をしていて面白いところだから、どちらに転んでも
ルートを決めている時は楽しく、寄り道だってしていくことが出来るんですよ。

「南米のスイス」と言われる場所で、
パタゴニア地方に属し、ナウエル・ウアピ湖の湖畔に町があり、
背後には2000m~3000mの山々に囲まれて、夏には
高原の爽やかな風が吹き、秋は紅葉で一面が染まり、
冬はスキーの大ゲレンデとなる最高に雄大な大自然に
囲まれた場所です。
僕らもこれがパタゴニアなのかと、バスから見えていた風景の
雄大さに圧倒していて、これからどんな景色をパタゴニアが
迎えてくれるのかと、すごく期待が膨らんできた。
ちょうど今が短い夏を迎えるハイシーズンの始まりで、
計画どうりだったのか?とにかく良い季節にパタゴニア地方に
訪れる事ができた。



写真では伝えられないけど、とにかく景色が360℃の大パノラマで、
南米のスイスと言われるだけあって、ここはスイスか?と思うくらい
山を愛する人達ならば一度は訪れたくなる場所でしょう、
通り過ぎるだけの予定だったけど、いつの間にかに
3泊しようと僕らは決めていました。(笑)
12月13日からこのビルの10階に僕らは泊まっています。
目の前が湖なので最高の景色が楽しめる、最高の宿に泊まっています。

2008-12-14

温泉でCHILLOUT?


せっかくプコンに来てどこも行かないのはもったいないので、
僕らはツアーには参加せずに自分達で温泉へ行きました。

町からバスで1時間離れた山奥にあり、川が横に流れている
とても静かな場所らしく、宿のセニョーラのお薦めでもあったので
その場所へ行ってみることにした。
時間帯は朝から夕方までと、夜から早朝までやっているらしが、
僕らは明日の朝から移動なので昼間に行くことにしました。
入場料一人3500ペソ/550円、けっして高くない値段なので、
少し期待して行ってみたが・・・

やはり昼間のせいかとにかく暑い、風呂らしいのは6風呂あり、
どこも熱いかぬるいかの二種類、お客はチリ人の家族一組と、
僕らと、後はツーリストらしき白人が二人、てっきりお店があって
冷たい飲み物が売っていると思ったが、店は一軒も存在せずに、
休む場所といったら外に置いてあるイスのみ・・・
暑いので川で泳ぎたくてもその川は今度は冷たすぎで入れない・・
それでも熱い風呂に久し振りに浸かり、少し脱水症状になりかけたが
とても良い汗?をかくことが出来た。

帰りのバスの時間まで4時間、僕らはある意味強制的にその
場所で過ごしていました。(笑)
町へ着いたらすぐに飲み物を買い水分を補給して宿に戻り、
夜はパッキングして、弁当(おにぎり)を作り、明日は早いので
就寝しました。

そして昨日まで知らなかったけど、ちょうどプコンから少し山へ
行った場所で今年はレインボーギャザリンが開かれるらしい、
期間は12/14~01/15までらしく、世界各国からそれらしき人達が
訪れていた。
レインボーギャザリンとは毎年色んな国で開催されていて、
去年はちょうどタイへショートトリップした時に開かれていて、その前は
トルコだったり、5年前に中米にいた時も、コスタリカで開かれていた、
1970年から始まった自然と共存するという生き方を
体験できる場所であり、全てがオーガニックの世界でお金など
その場所では存在しない、食事もみんなでシェアをして、
手を取り合い感謝の祈りをしていただき、1日2食、
別にパーティーみたいにDJがいるわけでもなく、音楽といえば
世界各国の楽器で生演奏して、それ以外にもワークショップが
開催されていて、ヨガ、タロット占い、本当に様々なものが
開かれています。
コアな世界と言えばかなりコアであるが、
そこに集まっている世界各国の人達は本当に親切で、とても
素晴らしい体験をすることが出来ます。

僕らはそれを知る前にプエルト・モン行きのバスのチケットを
買ってしまったので、タイミングが合えばまた戻ってきて、
年末をそこで過ごしても良いと思っていますが、
テントや寝袋が無い・・・

とりあえず、僕らは明日からプエルト・モンへ向かいます。
プコン、景色がとても素晴らしく、町自体もかなり落ち着いていて
雰囲気があり、イースターに続き、またしても満足してしまった。

PS.11月末にボリビアウユニ塩湖をアップしています。
もし見ていない人がいたら是非覗いて見てください、
かなりの異次元ワールドです。

追伸、25歳か26歳のクスコからマチュピチュまで歩いた、Kj、
アナタハカナラズイクベシ。