2008-10-13

モチェ王国 太陽のワカ・月のワカ


紀元前後からA.D700年頃までモチェ川の近辺で栄えた、
モチェ王国の遺跡、太陽のワカ、月のワカへ、
久し振りの遺跡観光に行ってきた。

遺跡の観光はホンジュラスで見たコパン遺跡以来かな、
見すぎても飽きてしまうし、でもせっかくだから見たいと
思う気持ちで、、、、、

ちなみに次は南米最大のハイライト、あそこでしょうか、、、



僕らは今日の夜行でリマへ向かうので、
午前中に荷物のパッキングとチェックアウトまで終わらせ、
タビゴコローズと共に4人で遺跡へ向かった。

ペルーに入り、景色が一変し、みんなの想像では分からないと
思うが、ペルー北部は想像以上に荒野、砂漠地帯?で、
今が乾季というだけあって、とにかく砂埃、乾いた空気が
吹いている、もちろん遺跡の中も砂埃と風が強く、
サングラスが必需品だった。

そんな中、僕らはペルー人で自称40%日本語を話せる
ガイドと共に遺跡の中の観光を始めた。

たぶんガイド付きで観光をするのは始めての試みで、
ここは入場券を買うときに無料のガイドが付き、もちろん
終わった後にチップを払いますが、僕らが日本人と言う事なので
わざわざ日本語を話せるガイドをつけてくれた。

最初はどうかな?と思ったが、ガイドも想像以上に話せて、
途中日本語を教えながら、しっかり説明を聞き、
所要1時間弱で、だいたい廻ることが出来た。





当時、月のワカでは宗教的な儀式が行われる場所で
雨が降らない時期になると、男性同士が1対1で戦い、
負けたほうが儀式として神に命を捧げる。


巨大な建物(ピラミッド)はアドベ(日干しレンガ)で作られ、
しかも城壁や壁に彫られた、幾何学模様や神のレリーフも
まだ少し残っていて、当時の凄さが想像できた。

太陽のワカ、約1億4000万個のアドベを使用、、、、、、

そうそう、建物の中ではプロのレリーフの修復士?
が作業していたけど、一日で進む距離は10センチらしい、、、、
しかもこの遺跡はまだまだ、掘り返していない所がたくさんあり、
いまだに謎の部分もたくさんあります。

まだまだ先の長い太陽と月のワカでした。

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