2008-10-10
夜のバスターミナル、ロハ
ちょうど月が半月で、月光が雲を照らして満月に見えた夜、
僕らはトランジットで寄った、ロハのバスターミナルで
ピウラ(ペルー)行きのバスを待っていた。
待ち時間は7時間、
次の目的地に着く時は日中と言うのが最低条件、
なぜならば暗いと危ないと言う事もあるし、明るいうちに
宿を見つけたい。
さらに夜行を使う分で、僕ら貧乏旅行者は
宿を一泊分浮かす事が出来る、
そんな事で、移動する時は夜行バスを8割方使っている。
夜行だと景色を楽しむことが出来ないけど、
俺は夜の街を抜けている、あの誰もいない静けさの街を
見ているのが好きになっていた。
夜になると雰囲気をかもしだし、
落書きされた壁と壊れかけたレンガ作りの家が
オレンジ色の街灯に包まれている。
昼間のざわめきと夜の静寂さ、
太陽の日差しと、オレンジ色の街灯、
昼間寝ている犬が夜になると街を徘徊して
縄張り争いをしている。
夜は全てを対極にして景色が流れていく。
俺はそんな寂しさの夜の街をひたすらバスの中から
眺めて、朝が来るのを待って眠っていた。
宿が僕ら旅行者の旅の停留所ならば、
バスのターミナルはなんだろう?
今、僕らはペルー、トルヒーヨに居ます。
宿の下の階からは、
おじいちゃん、おばあちゃんのバックパッカーが
旅立つので、「蛍の光」のレゲエ版が流れてきた。
もちろん大音量のキーボードの生演奏、
何処まで行くのか知らないけど、最高の旅立ちだろう。
ペルーはエクアドルに比べて、ご飯の美味しさと物の豊富さに
驚いています。とにかく飯が美味い、お米がモチモチで
日本米に近い、中華屋も沢山ありレベルが高い、
本当に助かります。
南米一の観光大国、マチュピチュ、アマゾン、チチカカ湖、
どの位かかるか想像が出来ないけど、
目標2ヶ月でボリビアまで目指します。
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