2008-05-07

銀の町 "TAXCO"

僕らはメキシコシティーから3時間バスに揺られ、
シルバーで有名な町タスコへ、アミーゴで出会った旅仲間5人で
行って来ました。目的はタスコにある谷さんとはるかちゃんが
経営している宿で彫金が体験できると聞き、結婚指輪を持っていない
僕らはこの機会に作ってみようと考えてやって来ました。
谷さんはメキシコではちょっとした有名人で、すでにメキシコに
10年以上住んでいて、昔発売された”ペンションアミーゴ”
と言う本に載っている人物なんです。
俺はこの町に4年前に訪れたことがあったが、
まだその時はペンションを経営していなくて、
一人でタスコの町をプラプラと歩いた思い出があります。

宿は谷さんの趣味なのか、アンティークや小物がお洒落に
飾られていて、それ以外にたくさんの漫画や小説があり、
そして谷さん達が手作りで作っているシルバーが売っています。
「指輪、ネックレス、ブレスレット、小物」
どれを全部欲しくなるほど良く出来ていて、
谷さんとはるかちゃんのセンスの良さがうかがえました。
もちろんシルバーは日本でもショップや通販で買え、
ぜひ、覗いてみて下さい。
”http://diario.panchita.shop-pro.jp/”
麻実子は全部欲しいと言っていたけど僕らにはこの先も
まだまだ旅が続くので諦めてもらい、
一つだけブレスレットを買うことにしました。
あとは番犬なのか、”シワ”と言う大きな黒い癒し系の犬がいて、
犬は飼い主に似てくると言うだけあり、
どことなくか谷さんに似ている感じがした。

僕らは2泊3日と充実した時間を過ごすことができた。
坂道が続く町なので散歩するのは少し大変だけど、
町の中にはたくさんのビートルが走っていて、
大都会メキシコシティーとは違うほのぼのとした空気が
タスコの町の中に流れていた。
宿の部屋から見える景色は、町を一望できて夜景がとても綺麗で、
騒音に悩まされることなくぐっすりと眠れることができた。

そして彫金を体験したけど、こんなにも指輪一つ作るのが
大変なのかと知り、「ど」が付くほど不器用な俺は指輪を
作るつもりが、ペンダントヘッドに変ってしまい、
麻実子はケツァールと言う鳥をモチーフに作った指輪が
出来あがってみるとアホウドリに変り、それでも二人で
一生懸命作った作品は僕らにとって大事な思い出の品になった。
しかも出来上がって時間が経つにつれ、
アホウドリが愛おしく見えてきました。
谷さん、はるかちゃん、大変お世話になりました。

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